昭和のヒゲ剃りをアテてみた
はいよ~。近頃“本ネタ”にも“日常ネタ”にも喰いつきが今一つ(泣笑)な気がするんで“懐かし”のを。
ここ数年の間、いつものワタシは夜にシャワーを浴びながら顔を濡らして石鹸でゴシゴシ洗い、“Rたろう先生”に揶揄されるアブラギッシュな成分をよ~く取り除いたのち、もう一度顔中を石鹸泡まみれにして、KAI-K2(カイけ~つぅ~=解決の洒落らしいデス、確か)って、世の中に出回ってるヒゲ剃りの中でおそらくもっとも安いヒゲ剃りで縦横に剃りまくるのですが、一昨日にたまたま替え刃までも全部使い切っちゃってるコトが判明し、「う~、コレ切れないよぉー。何かないの?ホカに。」ってヒトコト云ったらば出て来た箱がコレ。
おおっ!ジレットアクタスプラス(今でも替え刃はあるみたい:笑)、ミョーに立派だ。柄のジジ臭いデザインがいかにも昭和レトロっぽい。ワタシが婿入り道具として持ってきた物品なのか、ずいぶんと年季が入っている御様子。その存在はスッカリ忘れてたケド、ワタシが結婚する以前から、ずぅ~っと自分の部屋の中で眠っていたような気がするワ。
然れども、すでに二枚刃にはなってるし、今では上記のK2にすら着いているスムーサーもこの頃はまだまだ出始めで、台紙の裏側でも「ここが違う」と恭しく特長として謳われております。・・・ま~、ウィキ先生と云うのは、真偽の程はともかくとして物事を大掴みにするにはたいしたシロモノでありまして、あろうコトか安全剃刀なんて項目がありました。ひと通り目を通してみると、1901年にジレットが取得した特許から100年以上の歴史があるとの由、ベンキョーになるなぁ。大体、スーパーのレジの横あたりに各メーカーの色々な種類のカミソリがぶら下がってるワケですが、数年前に4枚刃で電気による振動発生ギミックが装着されたあたり(ソコまでは買った)で、ソレらは本体よりも替え刃がモノすごく高い(この商法はパソコンプリンタのインクがメチャ高いのと一緒)コトに気付いて「もう、ボクはK2でいいや」となってしまったので知らなかったのですが、今では最高七枚刃ってのまであるらしい(アホ?)。あ、ところで、肝心の昭和の剃り味はどうか、ですって?ん~、なんかあんまり剃れん(泣笑)。やっぱ、30年の間に地味ながら品質競争をしているのですね。使い捨てなのに意外にもよく剃れる新品のK2が気楽でいいや。やみくもに刃の枚数を増やせばいいってモンでもなさそうだと思うのは、じっくりと時間を掛けて温かいシェービングフォームを泡立てつつ、しっかり砥いだ髭剃り(片刃の)でプロが頬をアタってくれるあの感触には忘れ得ぬモノがあったからこそ。ツルっツルになったモンなぁ、ホント。今ではソレも千円理容に行くようになり味わえなくなりました。とまれ、昭和の髭剃りは作りがプラスチッキーでないところがいいですね。柄の持ち心地が柔らかいのかな?30年近く前の若い頃に、つかの間戻れた気分でしたヨ。皆さんは“オトコのたしなみ”ヒゲ剃りにコダワリをもっていらっしゃいますか?
それじゃー、また来週。今週も皆さんに感謝!これからワタシゃ、結構な過密スケジュールなのデス。
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