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カテゴリー「ビトルボ関連ネタ」の57件の記事

直球勝負の本ネタ。豊富な写真図解入り解説で超ディープ。

2018年11月17日 (土)

マセラティ222 4v、鈑金塗装の後に・・・

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 11月も半ばを過ぎまして、早朝は冷え込みを感じる様になってまいりました。酷暑の夏もキビしかったけれど、今シーズンの真冬は暖冬となって欲しいと強く願うモノです。真冬の屋外作業はホントに指先がイタいものなぁ。

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 ↑経年に拠って、各部の色がマチマチになってきたマセラティ222 4v(「町田のK」さん号)をほとんど全塗装して直すために鈑金工場への長期入院となっておりました(たいへんお待たせして申し訳ございません:ペコリ!)が、そういった重作業のあとは、パテや塗膜の研ぎ汁などが、ボディの隅々に流れ込んでしまうモノです。いったん内装トリムをハズして、ドア内部の洗浄&防錆処理、そして各部金具への洗浄給油調整作業が必要であると判断いたしました。内部に塗りたくられてるアイボリー色の物体は、新車時から塗布されている防錆材の蝋です。いっけん奇異に映りますが、こういった処理のおかげか、旧いマセラティ車は意外にもサビには強いんです。

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 ↑内装の各部も、ヤリ直しが必要と判断いたしました。リアトレーのアルカンタラをハガします。

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 ↑ウレタンフォームに接着剤を吹き付けて、その上にシワを伸ばしながら表皮部材を貼ります。

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 ↑四辺や各部にある“のりしろ”部分を丁寧に折り返し、全体の風合いを整えつつ纏め上げます。

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 ↑なにしろ、白い部材には気を遣います。完成したトレーは車内に即設置。車輛はリフトアップ。

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 ↑下回りに堆積したミスト粉は、丁寧に手作業で清掃いたしました。次週は各部調整作業です。

 それじゃー、また明日。今週も、たくさんのコメントを有難うございました。さぁ、ホルモンへGO!

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2018年10月19日 (金)

マセラティ3200GTのダッシュボード天板分解修理(その2)

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 マセラティクアトロポルテⅣ V8エヴォルツィオーネ セリエスペチアーレⅠ

 マセラティクアトロポルテⅣ V6前期型

 きょうは、午後に古物講習会ってのに出なけりゃならなかったんで、朝4時出勤での作業でした。

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 ↑昨日形状を整えたダッシュボード天板に、元と同じようなウレタンフォームを貼り直しました。

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 ↑とりあえず、ダッシュボード表皮を被せてみます。表皮のカタチを整えながらボルトを定位置に。

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 ↑そのボルトとは、こういったモノです。皮革部メータークラスター周囲のステッチの下にはベース板が入っており、その板に溶接されたボルトを天板に貫通させています。それぞれにワッシャーを被せ、7mmナットを軽く噛ませておきます。コレはすべてが済んだあとに本格的に締めこんでいきます。

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 ↑もうコレで、ほとんどカタチになっておりますが、皮革周囲を天板に接着しなけりゃなりません。

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 ↑闘う事二時間、ようやく周囲の接着が済んだ状態。一発で車輛搭載がキマればいいんだけど・・・

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 ↑あ~、ヤレヤレ。結局、紆余曲折の末にようやくダッシュボードがカタチになったと思いきや、今度はコンソール真ん中の臓物がトレちゃってるヨ・・・ホンに「三歩進んで二歩下がる」の毎日だなやぁ~(あ~あ!:泣笑)。

 それじゃー、また明日!

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2018年10月18日 (木)

マセラティ3200GTのダッシュボード天板分解修理(その1)

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 バーキン7

 マセラティクアトロポルテⅣ V8エヴォルツィオーネ セリエスペチアーレⅠ

 マセラティクアトロポルテⅣ V6前期型

 あ~、今さっき、土支田(どしだ)のアパートに帰還いたしました。営業時間終了直前に「ふじみの市のU」さんが、いつものように、いきなり電撃来店!そのままホルモン屋さんに直行(ゴチになりやした!)し、現在にいたる(笑)、と。

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 ↑で、その時俎上に上げていたのが、マセラティ3200GT(「稲敷のK」さん号)でありました。

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 ↑マセラティ3200GTに於ける「永遠のお悩み(泣笑)」のひとつが、このダッシュボード天板が経年でアチコチ反ってしまい、ランダムに変形してしまうという絶望的な症状。この個体でも、ご覧のような有様。豪快にウネりまくってます。黒い革を貼っているため、熱線を吸収してしまうからこうなってしまうのでしょうね。

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 ↑まずは表皮をはがし、続いて、いつも御馴染の劣化ウレタンフォーム剥がし工程となります。

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 ↑裏側から見ても、相当複雑な変形状態であるコトがお分かりになると思います。「う~む・・・」

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 ↑で、ガストーチを片手に、ウナること小一時間。ガラス職人のように加熱修正の繰り返し・・・

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 ↑最後に中央部分を修正し、ボンベひと缶使い切り!秘儀「ざ・炙り芸」によって、形状復元デス。

 それじゃー、また明日!

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2018年10月12日 (金)

ミステリアスカラー=ヴェルデツンドラメタ

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 マセラティクアトロポルテⅣ V8エヴォルツィオーネ セリエスペチアーレⅠ

 マセラティクアトロポルテⅣ V6前期型

 いや、近頃ね、デジカメがぶっ壊れたまま(泣)なんで、仕方なくスマホでこうしたブログ用写真も撮るワケなんですが、まずスマホの内部メモリーから一旦マイクロSDカードに移動させて、ソレをわざわざ取り出すのにスマホ保護カバーをハズし、小いちゃなマイクロSDカードを恐る恐るSDカードアダプターに挿し込み、ソレをパソコンのSDカードスロットに入れパソコンの方に画像を取り込み・・・その後、画像加工ソフトで寸法を小さくしたり、データを圧縮したり、ナンバープレートの修正を加えたりと面倒なコトこの上なし。やっぱカメラは専用機に限ると思う次第です、ハイ。

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 ↑本日の夕方、デポ店舗前と場内をいったん空ける必要に迫られまして、2台のビトルボマセラティを100パーに退避させましたら、コレがたまたま時代と内外装色を示し合わせたような2ドア&4ドアの競演風景となりまして・・・ヴェルデツンドラメタ/タン革のマセラティギブリⅡ(後期型)とマセラティクアトロポルテⅣ(前期型)です。同じ色目なのに、磨き上げたボディは、光の当たり具合で色が様々に変化して見えるのが、画像からも伝わろうかと思います。ヴェルデ(緑)を名乗りながら、濃紺にも黒にも見える不思議な色、それがヴェルデツンドラメタ。

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 ↑ホラね、立ち位置を変えて目線をズラせば、おんなじ色であるコトが判ります。こういった深みと味わいのある飽きの来ない色目は、今の国産車などでは到底得るコトが出来ませんね。「なんたらかんたらパール」とか「どーしたこーしたマイカ」みたいな色目ばかりですもん。想えば、どちらも1990年代中期のマシン。既に製造から24年ほど経過しているワケですが、その色目ともに、一向に飽きの来ない斬新なデザインは、さすがガンディーニ先生の作品群と唸らずにはおれません。

 ところで、明日の晩は、「ホルモン月例会」ですヨ!PM17:00過ぎにはデポ前へ御集合を。

 それじゃー、また明日。

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2018年8月29日 (水)

マセラティギブリⅡ:フロアインシュレーターの代替品を作るハメ(泣笑)に。

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 マセラティギブリⅡ 中期型 (早速御売約頂きました。有難うございます!)

 マセラティクアトロポルテⅣ V6前期型

 今日の東京練馬は比較的気温が低く、汗だくにはなりながらもどうにか耐えられる気候でした。

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 ↑早朝から、ワレながら地味ぃ~なシゴトをヤッてるなぁとぞ思ふ。アフリカゾウの皮膚にあらず。マセラティギブリⅡ後期型(「千葉市のK」さん号)のフロアインシュレーターです。経年で表面がモロモロと崩れてしまっております。ココまで劣化が進んでしまうと、サスガに新装するしか無さそうです。

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↑現物から、そのまま採寸して、インシュレーターベースとなるウレタンフォームを切り出します。

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 ↑軟質ウレタンフォームと硬質発砲フォームを貼り合わせるために接着剤をまんべんなく噴霧。

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 ↑オリジナルの表面劣化が進んでいたゆえ、御覧のようにフロアインシュレーターを作り直しました。素材を吟味したので、ついでにインシュレーター自体の軽量化もハカるコトが出来ましたヨ。あ、コレ、運転席と助手席の足元、カーペットの下に敷かれるモノ。まったく人目にはつかないし、一見無くてもいいよな部品ですが、床下からのノイズを大幅に軽減するという重要な役目がございます。

 それじゃー、また明日。

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2018年8月28日 (火)

マセラティギブリⅡ:天井生地のリビルド(その2)

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 マセラティギブリⅡ 中期型 (早速御売約頂きました。有難うございます!)

 マセラティクアトロポルテⅣ V6前期型

 昨日の晩は東京練馬にもゲリラ豪雨襲来。ところどころで停電したりして、皆さん難儀でしたね。

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 ↑昨日に続いて、マセラティギブリ後期型(「千葉市のK」さん号)の天井直しネタ。この2枚の画像が、天井の前後を仕切るように配置される“中骨”となる樹脂ボードです。経年で御覧のようにヘチャムクレとなっているのは毎度のコトなんですが、なんぼなんでも、ココまで変形せんでも・・・(泣笑)。

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 ↑形状を元に戻すためガスバーナーで火あぶり(笑)。柔らかくなった瞬間にアテ木を添えます。

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 ↑それでも、新品とまったく同じ形状はサスガに再現不可能(概ね全体的に縮む)なので、あとで取付ピッチを調整出来るようにグロメットの取付穴を左右に拡げ、“バカ穴”化しておきます。コレで本取付時にマゴつくコトはありません。一方でココを省くと、あとでトンだ目に遭いますので御留意アレ。

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 ↑カタチが整いましたら全体的に水を掛けて洗浄をしておきます。少しは“アニーリング”効果が出ないかな(泣笑)。

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 ↑6箇所にグロメットを仕込んだ状態のまま、10mm厚のウレタンフォームで表面を包みます。

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 ↑ウレタンフォームで裏打ちしておいた生地の気になる部分ダケにアイロンを当てておきます。

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 ↑生地と中骨樹脂ボードを組み立てます。オリジナルではエアタッカーを用いて、芯棒を入れたのりしろ部分をボード裏側に折り返しつつテンションを掛けながら貼り付け、一瞬にして固定するのですが、経年した樹脂ボードにエアタッカーを使用すると、インパクトのショックでバラバラに崩壊(過去に試した:泣笑)するので、2mmのゴマ粒みたいなタッピングビスを使用して、一本一本を手作業で締め込んでいきます。フルテンションを掛けながら、細かいビスを指先のチカラ技ダケで締め込んでいく作業は、想像するよりも遥かに難儀で汗だくとなります。エアコンの効いたアパートの部屋で作業しているのは、作業中に汗が生地に落ちるのを防ぐためです。ワタシ自身もシャワーを浴びて清浄な衣服に着替えてから作業を行っております。

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 ↑完成した天井生地Assyを車輛本体に取り付ける作業です。6本のグロメットをボディ側の取付穴めがけて指先のチカラだけでヤンワリと(しかも確実に)押し込まなければなりませんが、コレが超絶難度なのです。予めボディ(ルーフ)側に貼り付けてあるブ厚いウレタンフォームに阻まれて、穴を目視するのは容易ではありません。ココでグロメットが首尾よく穴の直下に来てくれないと、作業が困難となる理由がお分かりになると思います。前述した、樹脂ボードのグロメット取付穴“バカ穴化”はまさにこのための布石だったのです。この段階でこねくり回していては、生地表面が台無しとなります。

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 ↑樹脂ボードの取付が済むと、御覧のような有様。前後ともにウレタンフォームを一直線に調整。

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 ↑ウレタンフォーム両方の接着面全体に、接着剤をスプレーしてスキマ無く塗布しておきます。

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 ↑フロント側は、後ろから前方にむけて、前方と左右に少しずつシワを伸ばすような要領で貼り付けてまいります。フロント最先端は、御覧の様にぐるりんと上方へ巻き込むように収束させます。ルーフ側には貼り付けません。

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 ↑リア側は、前方から後方に向けて貼り進めます。最後に左右と後部のフチを定位置に整えつつ、なんとなく貼って完成(この段階ではソコまで行っていません)です。天井張り、何回ヤッても難儀な作業だなと思います(ルーティンの様で個体差もあるゆえ、汎用性を持たせる工夫をしております)。

 それじゃー、また明日。

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2018年8月27日 (月)

マセラティギブリⅡ:天井生地のリビルド(その1)

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 マセラティギブリⅡ 中期型 (早速御売約頂きました。有難うございます!)

 マセラティクアトロポルテⅣ V6前期型

 はぁー、毎度、台風と猛暑が交互に来るのもマイりますな。皆さんは、如何お過ごしでしょうか。

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 ↑マセラティギブリⅡ後期型(「千葉市のK」さん号)の天井生地をリビルドいたしましょう。まずは清浄な床に養生シートを敷いて、作業台といたします。ココはたこちゃん土支田アパートのリビング(ヒト部屋しかない:泣)です。

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 ↑洗濯機に入れてキレイになった元のアルカンタラ生地を裏返しにしてシートの上に置きます。

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 ↑ウレタンフォームとアルカンタラ生地の接着面を隈なく形成します。一発勝負、緊張の一瞬。

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 ↑「はぁ、はぁ・・・」カッチリ乾燥させるため、しばらく時間を置きましょう。窓際で陰干しします。

 それじゃー、また明日。

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2018年8月25日 (土)

マセラティギブリⅡ:内装トリムを分解リビルド(その2:リアクォータートレー)

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 マセラティギブリⅡ 中期型 (早速御売約頂きました。有難うございます!)

 マセラティクアトロポルテⅣ V6前期型

 ポルシェ911カレラ(Type996)6速マニュアル車

 昨日のヒドい強風も一段落、比較的穏やかながら、ムシムシに耐えつつ闘った土曜日でした。

 本日のネタは、2018年8月9日の記事マセラティギブリⅡ:内装トリムを分解リビルド(その1:リアトレー)の続きとなっております。ソチラの方も併せてどうぞ。あ?あんまり御興味ない?そーですか、ソリャどーも(泣笑)。

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 ↑まずは、マセラティギブリⅡ後期型(「千葉市のK」さん号)からハズしてきたリアクォータートリムパネルAssyのウラオモテを俯瞰いたしましょうね。本体はFRPの一体成型品であるコトが写真でお分かりになると思います。

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 ↑早速、目に入るのが、“ビビリ止め”のために張られたウレタンフォームの劣化。すべて新しいモノに交換いたします。ココでこの作業を行うのは、あとで作業中に劣化ウレタンの“モロモロ”が出てくるのを嫌ってのコトです。

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 ↑トリム上部の“ビビリ止め”は硬質フォームで再利用可能につき、キチンと接着をし直します。

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 ↑裏側のナットを解いて、ウッドパネルを取り外します。実際には、経年によりガッチリと張り付いておりまして、ナットを取ったダケでは簡単にハガれてくれないコトが多い工程です。今回もガッチリくっついちゃってました。

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 ↑生地の張ってある樹脂ボードを取り外します。ボードの裏から伸びた4箇所のダボに強力なロックワッシャーでカシメて留めてあります。相手側のトリム本体部材(革の張ってある方)は前述の様にFRP成型品なので、取付穴周辺の厚みが個体ごとに均一ではありません。この場合も、一箇所ダケは、ダボがうまくアタマを出してくれなかったらしく、ダルマピンで固定してありました。

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 ↑スピーカーをハズします。左右でスピーカーの取付角度が違うのが御愛嬌(正解はRの方)。

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 ↑ガッチリ刺さったタッカー針をハズして表皮をメクってみますと・・・アラ不思議!中からもう一枚のグレー生地が出てきちゃいましたヨ。でも、この芸風はオリジナルっぽいんだよなぁ。おそらく、急遽タン色トリムが必要になって、そこらにあったグレー生地の完成品を流用して、ワンセットをデッチあげた(笑)んでしょうね。

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 ↑もう一枚のグレー生地をハガせば、いつもの光景です。諸々の“モロモロ”を樹脂ベラで削ぎ落しつつ、掃除機で吸い込みます。コレでようやく一番深いところに到達というワケです。

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 ↑前段の画像内で“ココ注目”であった部分は、グロメットの取付穴に設けられた段差部分。段差の寸法を埋めるように、丸く切った薄いウレタンフォームを先に仕込んでおきます。この工程を省くと、あとで泣きをみます。

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 ↑新しいウレタンフォームを貼り付けます。少し端面に被さるように接着して、乾燥を待ちます。

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 ↑ボードの乾燥を待つ間に、モロモロでヨゴれた作業台の養生シートを新品に交換いたします。

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 ↑新品の生地を切り出したりしながら、乾燥時間をムダにせぬよう費やします。だいたい乾燥が済みましたら、ウレタン端面を裏側を削ぐように整えておきます。最後にスピーカー穴もキレイに切り出しておきましょうね。

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 ↑フンワリと新しい生地をかぶせる様に接着し、しばらく時間を置いて半乾きの状態にします。

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 ↑生地の周囲に残した“のりしろ”を部分を、貼りやすい寸法に整えるよう、切っておきましょう。

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 ↑で、のりしろを裏側に接着して、生地の貼り付けは完了。サスガに接着シーンは撮影不可。

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 ↑少しのりしろを乾燥させたら、スピーカー穴部分を切り出し、元通りまんまるく穴を開けます。

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 ↑スピーカー固定ビス用の穴を穿ちます。いったん裏側から生地にカタを付け、狙いを定めます。

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 ↑ビトルボ系マセラティのスピーカーの取付は、シンプルでいっけん簡単そうに見えますが、フロント、リア共に、一旦ハズすと元通りにするのに意外と難儀いたします。オモテのフェイス部分とスピーカー本体が別体になっている上、布地(フロントの場合は分厚いカーペット)をも貫通させつつタッピングビス固定とするからです。画像の様に、あらかじめガイド棒を入れておき、穴位置を見失わないようにしながらタッピングビスを入れていきます。初めからギューギュー締めないで、4本ともにビス頭が相手に噛んでいるコトを確認した上で、最終締結をすると間違いがありません。

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 ↑こうして、左右ともに樹脂ボードへの生地貼り替えが完了いたしました。旧い生地と比べてね。

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 ↑本体の皮革部表面をクリーニングします。画像のタッカー針が、思わずナミダを誘います(笑)。

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 ↑樹脂ボードを元通りに固定すれば、御覧の様に完成です。ストロボ使用で撮ると、よりステキ。

 それじゃー、また明日。(・・・んっ?) 今週もたくさんのコメントを有難うございました!

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2018年8月13日 (月)

マセラティギブリⅡ:フロントバルクヘッド周辺を組み立てる

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 マセラティクアトロポルテⅣ V6前期型

 本日も、休暇期間中ながら、“本ネタ”でイッてみよー!といった試みです(やだ?:泣笑)。実は、一般の方にはあんまり人気無いんですよね、技術系の本ネタは。でも、大事なハナシなんで、ひとつ聞いてくださいまし。患者さんは、マセラティギブリⅡ後期型(「千葉市のK」さん号)でありんす。あ、ちなみにコレ、“納車整備の一環”ですからね(笑)。

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 ↑フロントバルクヘッド内には左右各2本のドレーンホースが在ります。ナニを抜くドレーンかと云えば、ボディの通風スリットを介してバルクヘッド内に侵入する雨水や洗車水などです。経年でゴミや枯葉、ホコリなども溜まります。ホレ御覧のように。

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 ↑とりあえず2本ともハズして、洗剤を掛けて豪快に水洗いが一番の解決策です。洗浄後はツヤ出し、エア噴射で仕上げます。ドレーンホースの中が完全に貫通しているコトを確認しておきましょうね。

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 ↑続いて、酔狂の極みと云うなかれ。普段は絶対に目には入らない部分を洗浄&清掃いたします。この部分にホコリや濡れ落ち葉が堆積いたしますと、かなり豪快なサビが発生いたします。この個体は掃除をしてみると極めて良好な状態であったので助かりました。ここにサビ穴が貫通いたしますと、ダイレクトな室内足元への水漏れを体験するコトとなりますので、そういった穴を見つけちゃった場合には、ソレの穴埋め補修やサビ処置に多大な時間と手間を割くコトとなります。ワタシ、幾度も実体験済みです(泣笑)。

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 ↑ドレーンホースの取付穴周辺もキッチリ清掃いたしまして、定位置に再度取り付け直します。

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 ↑云わば“序章”がようやく済みましたので、本格的に臓物(笑)の組立に入りましょう。トップバッターは一番大きくて存在感のあるワイパーユニットです。既に当ブログで御案内いたしましたように、以前リビルドを済ませているユニットを、知恵の輪のようにしてバルクヘッド内の定位置に収納いたします。

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 ↑で、これから逐一必要となる脇役の小物たちも、予めまとめて洗浄&ツヤ出ししておきます。

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 ↑ワイパーユニットは、フロントカウルトップパネル側の2箇所(画像中の点線内)をドデカいナット(22mmソケットを使用)で先に締結しておいた上で、バルクヘッド内ワイパーモーター脇の2箇所に溶接してあるボルトに向けてナット(13mmソケットを使用)締結を行います。この順序は、作業段取りの上で絶対です。

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 ↑続いては、外気導入口とバキュームサージタンク、ブロアーレジスターなどを、ガスケットを挟み込みながらタッピングビスで留めていきます。コレも、パッと見た目より、長時間の中腰を強いられるので、相当体力を奪われる作業です。ココもチョンボすると、室内に雨水などが侵入する原因となり得ます。

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 ↑フロントバルクヘッドを覆うように張り巡らされたインシュレーターの一部がハガれていました(上記画像の点線内)。接着面の両面に接着剤を塗布して定位置に貼ってアゲましょうね。

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 ↑その後はワイパーアームの取付と、ワイパー電源カプラーの接合を経て、いよいよ試運転。

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 ↑ワイパーを動作させ、各スピードモードの切り替え運転の状態、フロントウインドーシールドへの干渉具合、ワイパー拭き取り角、バルクヘッド内でのリンク干渉などをチェックいたしましたら、アーム固定ナットをシーリングして、カウルトップスポイラーを載せてみます。

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 ↑スポイラーの固定は小さな8mmスパナでナットを締め込むコトにより達成されますが、この作業がもう、ヂゴクのキツさ。画像に写るワタシは、クルマの前進方向を向きつつ後ろ手(右腕)でラチェットスパナを操っています。でも、既にここまで読んでスルドイ方はお分かりになっていると思いますが、ワイパーアームをスポイラーより先に入れないとダメなデザインなので、最後の最後にワイパーリンクのスキマから勝負しなければならなくなるんです。もちろん、最初にハズす時もボルトナットがサビてたりするともっとたいへん(大泣)。

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 ↑スポイラー固定が済んだら、あらかじめ清掃とツヤ出しをしておいたバルクヘッドカバーとウエザーストリップを装着して、メデタク完成!であります。あ~、作業工程を眺めてるダケでツラさが甦ってくるワ(泣笑)。さぁさ、呑みに行こうっと(喜)!

 それじゃー、また明日。

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2018年8月 9日 (木)

マセラティギブリⅡ:内装トリムを分解リビルド(その1:リアトレー)

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 今朝は日の出前の4時に目が覚めちゃって、テレビを点けて天気予報を確認すると、台風は東側にソレて行ってる様子だったんで、「コレは意外とハヤく晴れてくるカモ!」と勇躍ソッコーで出勤し、雨風が過ぎるまでは、この作業をやってました。

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 ↑マセラティギブリⅡ後期型(「千葉市のK」さん号)のリアトレーを分解して生地を貼り替えます。

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 ↑トレー本体裏側から、7箇所がロックナットで締結されています、8mmソケットで取り外します。

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 ↑ハズした天板から表面の生地をハガしてまいります。アルミ製天板にいつものウレタンフォームが貼ってあり、ソレに厚いガーゼのような布地が覆うように被さり、さらに表面のアルカンタラ生地が載っているといった構成です。

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 ↑屋外にて、劣化ウレタンフォームを樹脂ベラで掻き落とします。黄色い部分は、接着剤痕です。

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 ↑アルミ天板にウレタンフォーム→厚いガーゼのような布地→表面生地の順番で貼り込みます。

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 ↑天板の接着剤乾燥を待ちながら、今度はトレー本体のクリーニングを行います。画像などで見ますと、いっけんキレイに見える皮革表面も、御覧のように煤けたようにヨゴれています。上の画像では、清掃前の部位と清掃後の部位が分かりやすく判別出来るように“あしゅら男爵”状態にしておきました(キカイダーでも可:笑)。

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 ↑クリーニングの済んだトレー本体に、貼り替えた天板を載せてみます。参考のために、旧い生地をヨコに並べてみました。20数年の日焼けによって、スッカリ退色していたのがお分かりになると思います。裏に折り返されて隠れていた部分は、新品同様の色目を保っていますね。

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 ↑確認が済んだら、裏側のロックナットを再び締結して完成です。コレだけでも、ずいぶん車内後方部の雰囲気は刷新するハズです。リアトレーは車外後方からクルマを見た時にも、結構目に入るポイントなので、やはりキレイに越したコトはありません。一番下の二枚の画像(リビルド後)と、一番上の画像(リビルド前)を比べて見てくださいね。

 それじゃー、また明日。

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