昨日の募集は、常連さん“ほぼ全滅”の御様子で、たいへん盛り下がっておりやす(泣笑)けれど、まだまだシツコク募集を続けますのでヨロシクお願い申し上げます。でも、確かに12月前半の土日って忘年会シーズン真っ只中なんで、ダレも来られないですよね、考えてみれば(ホンダの〇カ:泣)。
で、気を取り直しまして・・・本日は、強風吹き荒れる中、クアトロポルテではなくて、もう一台の愛車ロータスエリーゼの助手席に乗せられてやってまいりました“最新作”をとくと御覧になって頂きやしょう。こんなの作るのは、さすらいの有閑ジオラマモデラー(失礼:笑)「杉並のO」さんにキマっております。もちろんワンオフにつき、発売予定はございません(笑)。

↑「お届けモノです」とウヤウヤしく取り出されたる箱。一体ナニが出てくるのでありましょうか。

↑じゃ~ん!!

↑(一同、大爆笑)ドナタかがヤリそーでいて、なかなかヤラなかった、当店のジオラマ化を達成!

↑エクステリアを見て感動したのは、東京海上日動のせり出し代理店看板がチャンと在るコト。


↑全体のフォルムも、雰囲気を含めてキッチリと再現されております。ホントは屋根に幾分の傾斜があって、雨水がシャッター側に流れるようになっていたり、正面右から1/3あたりにある大黒柱のところで一段の段差が付いていたりするのですが、ソレを指摘いたしますと「なら自分で改造して!」ですと・・・ごもっともデス(泣笑)。ホントは現物を建設する際に、このモデルさながらに正面を一面ツライチとして、すべてのシャッターを開ければヒト続きの大きな開口部が生まれる様にしたかったのですが、「ココに一本柱を入れないと、全体の骨格を重量鉄骨化しないとモタないですよ」と設計士に云われ、泣く泣くこの構想をアキラメた経緯を思い出しました。

↑「この階段の塗分けに苦労したんだからぁ」とは製作者の弁。「そういえば、モノホンの内壁は自分たちで塗ったんですよ。引っ越してきた12月の大晦日のコトでしたワ」なんて昔バナシを開陳いたしました。今は亡き鈑金屋のオヤヂがたくさんの壁用塗料と養生シートを持ってきてくれた上に手伝ってくれて、雪が降りしきる中で夜通し塗ってたんだよなぁ(ホロリ)。



↑後部には、電池ボックス兼スイッチを装備しておりまして、室内に灯りがともるニクイ演出も。

↑この二階事務所部分の造作も、ヤケに細かいところに凝っておられます。クリスマスと正月が一緒に来ているのは、それぞれの時期に合わせた飾りつけが出来るようにとの御配慮(コンパチ?:笑)なのだそーです。


↑細かいコトを申せば、階段の踊り場(いつも靴脱ぐでしょ)再現と、便器の向きを90度右に(笑)。




↑実際のデポ二階より遥かに整然とした事務所内の風景。それでも、雑然と置かれたウッドパネルの数々や取り外されたマセラティのシート、読み散らかした雑誌類等々によって、それなりに小汚い雰囲気(泣)を出してくれております。なんと申しましても驚くのは、マセラティ純正パーツのパッケージまでもを再現してくれているところです。もはや脱帽を通り越して脱毛しそーです(笑)。

↑室内を仔細に見まわしておりましたら、壁に掛けられたプレートに目がイキました。「ああ、(爆笑)コレ上下逆さまですヨぉ」「そんなの見えねぇーヨ!あとで貼り直しといて(笑)!」・・・スーパーディテールを目指しているのか、そーでもないのかという、よく分からない芸風こそがOさんらしいところです。

↑ちなみに、コレが現物(笑)。



↑室内と場内に灯りが点りますと、なんともムーディーなマイクロ・デポに見えます。このジオラマからは、無限の“マイクロ・デポ愛(んなモンあるのか?:笑)”が感じられて、口では「バカでぇ~」と申し上げ(ま、コレはワタシからの最大限の賛辞なのですが・・・)つつも、内心では本当に嬉しく思いました。


↑モノホンとの対比。いやはや、ホントに雰囲気出まくってマス。「あ、エアコンは自分で付けてね」だって(笑)。あとは、1/43のRG250γをなんとかせねばなるまい(自分ぢゃムリなので、「Hでございます」さんに頼もう:笑)。


↑「コレ作るのに二か月掛かったんだからぁ~」と仰るOさん。モノホンの方はここまで荒れてしまいましたが、この旭町本社店舗も来る12月で満15才ですもんね。月日の経つのは、ホントにハヤいものです。大笑いさせて頂いたあとに、撮影のためにジオラマを眺めていたら、少々感傷的な気持ちにすらなりました。思えば、最初は600ワットの電気ストーブ一個を置いたところからはじまったんだモノなぁ。こうして客観視して頂けるのは、有難いコトです。「杉並のO」さん、心から御礼を申し上げます。「有難うございました(ペコリ)」
それじゃー、また明日。
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このブログを読んで、マセラティを初めとするイタリア旧車の世界に足を踏み入れたくなってしまったアナタ(あんまりいない様な気がするケド:笑)は、マイクロ・デポ株式会社の公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」の方ものぞいて見てくださいね。さらにディープなネタ、やってます。