エヴォルツィオーネ系のセンターコンソール(ロワー)スイッチ
あー、世の中の若いモンはハロウィンで浮かれておりますが、こうトシとってまいりますと、なんだかついてイケない(馴染み無いし:泣)モンですね。毎日がシケた気分なので、ここらでパーっとイキたいものよのぉー。
毎度おなじみの“スイッチネタネタ病”。そのネタネタ層を除去するためにコンビネーションスイッチを分解いたしました。ウッドパネルに組み付けてからでは、根元からの除去は出来ないシロモノです。スイッチ裏はこんな具合になっております。
とは申しましても、本当のスイッチは内部のプリント基板に設置されています。この白いヤツをプチプチ押して、各モードの切り替えが行われるといった寸法です。周囲には、ICチップやコンデンサが配置されていますね。
プリント基板の収まるケースには、取り立ててなんの細工もありません。四角い穴からはカプラーを受けるソケット部分が顔を出します。左右に開けられたスリットは、いちおう放熱用のモノなのかな。
組む場合の手順は、おそらく、このようにスプリングを上にした状態で行う必要がありましょう。ものすごく細くて小さなスプリングは、「ぴょ~ん」と、ドコにとんで行っちゃうか分かりませんからね、ごくごく慎重に。
これまた、細い細いタッピングビスを、精密ドライバーで四隅の定位置にネジ込んでまいります。
で、ネタネタ層(劣化プロテイン塗膜)を除去して組み上げたスイッチは御覧の通りの状態に。
その隣に配置されるのは、左右ドアミラーの電動格納と電動調整のコンビネーションスイッチ。マセラティクアトロポルテⅣには、最初期の型から同じモノが使われておりますが、エヴォ前の後期型以降のモノには、底面に金属製の取り付けステーが装着されております。ウッドパネルの穴から、スイッチ部分だけが顔を覗かせるように取り付けるためです。
そうして、御覧のように各スイッチの操作部分ダケが顔を覗かせる配置が再現されました。
それじゃー、また明日。
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