あー。サスガに7時前から現場仕事すると、コタえるわぁ。やっぱ寄る年波には敵いませんワ。



・・・あらぁ、コイツは懐かしいなぁ。原初の姿を今に伝えるいすゞピアッツアの最初のモデル、いわゆる未再生原形車デス。
出現当時、いすゞ117クーペの後継車として、ジウジアーロルックを身に纏い、ショーモデルほぼそのままの姿で街を走っているのを見て、“羨望の眼差し”を送ったのは、きっと現在カロッツェリア系イタリア車フリークとなっているヒトビト。「ぬわんぢゃ、コリャ?」と困惑したまんまのヒトは、イタルデザインの高邁な思想を理解出来ぬまま人生を送るのか・・・あー、勿体無い!紛ごうコト無く昭和56年(1981年)降ろしの個体、大学生の頃に友人が持ってた、ロッソいの。





・・・そうそう。逆アリゲーター式にフロントフェンダーの上部からバックリと開くんでしたヨ、ボンネット。コレ見て、「(フェラーリ365GT/4)ベルリネッタボクサーみたいだナ」と人知れず思っていたのは、遠い遠い青春の思ひ出。
ツインカムユニット搭載車ではありませんが、ファブリックのシートが今となっては却ってランチアのゼニア風味でイイ味出まくりではありませんか。この形態のクーペボディは、いっときのイタルデザインが習作を数々発表(ジウジアーロ先生が凝ってたのかな:笑)いたしましたが、実際にオリジナルデザインをほとんど踏襲して市販化(しかも量産)された例は他にあんまり無いんじゃなかろうかと思いますので貴重な存在。
ボンネットフード裏には、セミリトラクタブルユニットも見えてますね、驚異の設計!さすがイタ車風。
このクルマの画像を拝見していたら、アタマの中には当然のようにシニア・ドリーム(By阿川泰子:リンク先ではピアッツアCMも視聴出来ます。リンク先様に感謝!)が流れ出て、もう本日の作業中には、終日脳内グルグルミュージックに採用されて(笑)しまいました。80年代懐かしフュージョン系。
岡本様
ピアッツァの年式、車体番号は添付画像の通りで私が二人目のオーナーです。
車検は本年8月28日まで有ります。
走行は現在102725kmです。グレードはXLで外装色はカフェオレ、内装色もブラウンです。
取り説、整備手帳も有ります。当時のカタログ、ポスターも有ります。
付属品は社外ホイールにスタッドレス4本、ドアミラーがあります。
私の袂に来てからショックアブソーバー、プラグコード、点火コイル、インジェクター交換、錆修理、ヘッドカバーオイル漏れを直しました。
アピールポイントとしては、どこに行っても同じ車に会いません。
世界遺産だと思って、次の方にも乗って頂きたいです。
と仰る、現オーナー様の御気持ちに応えてバトンを引き継いで頂ける方いらっしゃいませんか?
それじゃー、また来週!今週も皆さんのおかげでなんとかなりました。感謝、感謝!
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